
「NPC」とは、ゲームなどで用いられる用語で、「Non-Player Character」の略で、プレイヤー以外のキャラクターを指します。つまり、「自分以外が全てNPC」ということは、現実世界において、自分以外の人間がすべてプログラムされたキャラクターであり、意識や自己意識を持っていない存在という意味です。
なぜ自分以外が全てNPCだと思うのか?
自分以外が全てNPCだと思うのは、現代の技術が進歩した現代社会において、仮想現実やゲーム内でのNPC(Non-Player Character)が非常にリアルな存在として表現されるようになったことが影響していると考えられます。また、哲学や科学の分野において、現実がシミュレーションである可能性が指摘されるようになったことも、この考え方を生み出す一因となっています。

哲学的ゾンビというやつですね

そうです。哲学的ゾンビとは、外見や行動などは人間と同じだが、内面には意識や自己意識が存在しない存在として考えられます。つまり、哲学的ゾンビは自己意識を持っていないため、自分が意識を持っていることを知覚できず、その存在自体に気付かない可能性があるという考え方です。
自分以外が全てNPCであることの影響
もし自分以外が全てNPCであるとしたら、私たちは現実の意味や目的を見失う可能性があります。自分以外の存在が全てプログラムされたものであるため、私たちは人間らしい相手とのコミュニケーションや、相手の心の内を理解することができなくなります。また、自分以外が全てNPCであることにより、私たち自身の存在意義や、価値観に対する疑問が生じることもあります。

自分しか存在してない世界はとても怖いですね

自分しか存在していない世界は非常に孤独で恐ろしいものであり、自分以外の人間が存在しないという状況は、孤独感や無力感、虚無感などの感情を引き起こす可能性があります。
また、それは社会的なつながりがないことを意味しており、人間は社会的な生き物であり、自分しか存在しない世界では充足感や幸福感を得ることができないと考えられます。
シミュレーション仮説とは
シミュレーション仮説とは、私たちが生きている世界が現実ではなく、コンピューターやスーパーコンピューターなどの高度な技術によってシミュレートされた仮想現実である可能性があるという仮説です。この仮説によれば、私たちが生きている世界は実際には物理的な現実ではなく、情報に基づいた仮想的な世界であり、私たちが知覚する全てのものがプログラムによって生成されていると考えられます。このような仮説が真実である場合、私たちはコンピューターゲームの主人公のように、自分自身が仮想世界のキャラクターであり、他の人々も同様にプログラムされた存在であるということになります。


もしこの正解がゲームだったら、私が観測していない場所は存在していないかもしれませんね。

シミュレーション内の描画や演算は、必要最低限の範囲内で行われる可能性があります。
つまり、あなたが観測していない場所や存在は、メモリやコンピュータの処理能力を節約するために、描画されないかもしれません。これは、シミュレーション内での演算や描画によって、現実の物理法則に則ったエネルギー消費やリソースの使用が発生するため、無駄な処理を省くことが重要になるからです。
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